RSSCのホームカミングデー参加の想いで

                        RSSC社会貢献活動支援サポートセンター
                              副センター長 坪野谷雅之

 RSSC同窓会のホームカミングデー(以下HCD)特設コーナーへの寄稿の依頼を受け、まちづくり支援の思い出深いシーンをここにご紹介したいと思います。
 まず最初は、RSSC開校の2年目、2009年10月のHCDの出店は2件で、佐野ゼミ中心の「山梨県上野原市西原地区の活性化研究会」が地元の人々との協働で、野菜・まいたけ・炊き込みご飯の販売を、もう一つは、同ゼミによる「都市生活者から見た伊豆戸田地区の魅力の再発見」と題して、大漁旗を立てて戸田の塩・赤飯・漁師鍋を販売しました。大声でお客の呼び込みに汗だくだくの応対でした。
 次に、2016年度は、豊島区が秩父市との姉妹都市締結33周年に当たることから、HCDには、豊島区・秩父市の協賛で双方のシニアの交流と観光開発をベースに、当時話題となっていた秩父の蒸留会社の『イチローズモルト』の試飲会を開催し、来客約100名には観光促進のアンケート調査に応じてもらいました。この企画は大変好評でした。
 3つ目は、2016年度坪野谷の授業『アクティブシニアの21世紀社会共生』において、「まちつくりの提案」のグループコンテストで、『会員制勝沼ワイナリー応援隊』が最優秀賞を受けたのを機に、山梨県峡東地区観光発展協力プロジェクトを組成し、2019年のHCDに山梨立教会・山梨英和大学メイプルカレッジ社会貢献活動グループ・甲州市との協賛で、勝沼ぶどうの丘の甲州ワインと山梨銘醸の七賢の試飲会、シャインマスカットの出店を行い、大変な賑わいとなりました。今年も甲州ワインの文化と伝統のPRを行います。
 このように、現在RSSC社会貢献活動サポートセンターに登録された14の多様な研究会に約400名が携わり、校友会ホームカミングデーにおいて、上記のようなまちづくりの成果を広く外部発信できることは大変意義深く光栄に思う次第です。今後とも各研究会がコロナ禍に負けずに、創意工夫と情熱と勇気をもって、社会貢献活動に邁進していただくことを期待しております。

この記事の投稿者

編集チーム 十一期生