「清里合宿は私たちの親睦の場だった」 

二期生顧問 秋吉 秀人

 二期生の親睦の場が清里合宿であったのはなぜか。2009年入学後、9月に実施された清里合宿で各ゼミとの交流が始まった。この合宿の1・2年目は大学側が設定したプログラムだったが、修了後は私たちで日時・見学場所、交通手段をすべて準備して実施した。その経緯は、2009年9月80名、2010年9月52名、2011年9月37名、2012年10月31名、2013年10月33名、2015年6月31名、2018年5月26名(入学10年目)と7回実施した。私たちの企画した内容は、2013年までは貸し切りバスを利用し、「平山郁夫美術館」、「山梨県立美術館・文学館」、「富士山五合目」、「北澤美術館」、「花の森公園で収穫体験」などを見学した。一日目と二日目の昼食もとても楽しみで、「富士山五合目」、「シャトー勝沼ワイナリー」、「くらすわレストラン」、「フルーツパーク富士屋ホテル」で地元の食を楽しむことができた。

夜の企画は3時間とたっぷりとり、キャンプファイヤー、夜空・星の観察、懇親会(BINGOゲーム、四字熟語・ウクレレ演奏と歌、フラダンス、みんなで語ろう)、と全員参加型のアクティビティを実施し、参加したみなさんが楽しそうに交流していた姿が印象に残っている。

2015・2018年は現地集合・現地解散型を採用し、集合時間も14:00にして各自の交通手段は、電車、バス、自家用車と様々でした。2015年実施の二日目は、各自で行動し、長野善光寺参詣、ゴルフ、清里駅より小海線でローカル列車を楽しむなど、自由に帰路に着いた。2018年は、地元の自然ネイチャーガイドに清泉寮の近くを散策して初夏の清里を楽しんだ。

 この清里合宿の準備は、二つの或いは三つのゼミが担当することにした。修了してから大学に集まってこの準備をすることはなかなか大変でした。でも、各ゼミ(合宿に不参加の方も)のみなさん時間の都合をつけて積極的に準備の会に参加し、合宿を盛り上げて頂いたことに感謝をしています。一度、大学を離れてしまうとなかなかみなさんが集まる機会がないと思います。でも、このようにゼミ単位で集まる機会を設定すると、みなさん協力的になり、人と人のつながりを大切にしているなぁと痛感しました。

私たち二期生にとって、初夏、紅葉の清里合宿はお互いの絆を作る場でもあった。この絆を大切にして、二期の会は今でも活動を続けています。

*次回は3期の神山利さんにバトンをお渡しします。

この記事の投稿者

編集チーム 十一期生