今年も早いもので残すところ1ケ月になりました。12月1日の東京都の日の出時刻は6時32分、日の入り時刻は16時28分で、日の入りの時刻が一年の内で一番早い時(11月29日〜12月12日の14日間が一番早く16時28分)です。国立天文台のトップページ 〉暦計算室 〉各地のこよみ(http:/www.ac.jp/koyomo/dni)で、各地の日の出入り時刻と方位を調べることが出来ます。冬の間は日照時間が短く、冬至と夏至を比較すると、東京で4時間40分北海道根室では6時間半も差があります。

ストレス社会と言われている昨今、冬の気分の落ち込みが増加していると言われていますが、太陽の光を浴びる時間が少なくなることも影響しているようです。心に安心感をもたらしてくれる脳内伝達物質のセロトニンは、抗ストレスホルモンとも呼ばれ、目から太陽の光を取り込むことで生産されるのだそうです。セロトニン不足が心の不調の一因になっていることもあるようで、冬こそ屋外に出る機会を増やした方が良さそうです。

ウインタースポーツで汗を流したり、ウオーキングで寒くて縮こまりがちな体をほぐしたりもいいですが、気分転換に家の近くを散歩するだけでも、太陽のエネルギーをもらえそうです。冬は空気が澄んでいる日が多いので、とても気持ち良いです。我が家から30分ほど歩いた、練馬区豊島園から程近いバス通り沿いにある焼き芋屋さんまで散歩することがあります。店先に並べられた大きな壺と「焼き芋」の垂れ幕看板に引き寄せられて、訪れたのが5年ほど前のことでした。それ以来、良く晴れて予定のない週末にはついつい行きたくなる焼き芋屋さんです。その大きな壺でじっくり時間をかけて焼き上げたお芋の味は格別で、一口頬張れば思わずにっこり笑顔になり、そしてほっこり身も心も温まります。店頭には搗き立てのお餅やお赤飯も並んでいて、こちらもまた格別です。冬季の土曜限定の焼き芋屋さん、近くにいらしたら是非寄ってみて下さい。
冬の良く晴れた日に、朝焼け・夕焼けを見ることも楽しみの一つです。刻一刻と移り変わる空の色を眺めているのは、なんとも言えない至福の時です。我が家からも良く晴れた日には、富士山と綺麗な夕焼けが見えます。年に1日だけ、その日が好天に恵まれれば、ダイヤモンド富士も見ることも出来ます。写真は少しタイミングを逃してしまっていますが、去年撮ったものです。今年こそは絶好のタイミングで撮りたいと思っているところです。(7期生:川見治子)

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