8月23日に「ウクライナの100を知る活動」第4回を開催し、ナタリアさん、ダリアさんを中心に11名が参加しました。「ウクライナ出身力士・安青錦が教えてくれる相撲道と武士道」という発表を中心として、ウクライナの過去と現在を知り、ウクライナと日本の関係をより深く理解する機会となりました。

 ■ ウクライナ出身力士・安青錦が教えてくれる相撲道と武士道
 先場所優勝した安青錦について、報道関係者からの情報収集をはじめさまざまな著作や情報を通し、彼の人物像、考え方、所作を分析して、そこに見える相撲道と武士道を解説した発表が行われました。日本人の多くが忘れかけている武士道の精神が安青錦に見えるという、非常に興味深い内容でした。
 武士道の教えは仏教・神道・儒教という3つの思想が複雑に混ざり合ってできており、その教えを分かりやすく説明したものが新渡戸稲造の著作『武士道』であるとの解説がありました。
 安青錦の優勝は、母国ウクライナではMLB大谷翔平選手の活躍に匹敵するほど関心が高く人気を集めているそうで、彼の更なる活躍と飛躍が期待されます。

 ■ 13〜17世紀ウクライナ史の学び
 前回の8〜13世紀のウクライナ史に続いて、今回は13〜17世紀の歴史について発表がありました。この時代はキエフ・ルーシの衰退、リトアニア・ポーランド支配、コサックの台頭、そしてロシアが拡大していく時代であり、これらの出来事は少なからず現在のウクライナとロシアとの関係に影響を与えています。

 ■ ウクライナの発見
 8月24日はウクライナの独立記念日であり、今年は独立宣言から35年を迎えます。ウクライナ人にとって独立とは単なる国家の地位ではなく、「自分たちの未来を自分たちで決め、自由な国で生きる権利」であるとの説明がありました。さらに、ウクライナの多民族構成や宗教の割合など、現状についても共有されました。

 ■ ウクライナの四季
 ウクライナの四季については写真を交えて、各季節の特徴や日々の暮らしについて説明があり、豊かな自然と美しさに心打たれる思いでした。

 ■ ウクライナ語講座
 ダリアさんによるウクライナ語講座では、前回までの復習に加え、季節に関する表現などを学習しました。慣れない発音に戸惑いながらも、参加者は熱心に練習していました。

 ウクライナへのロシア侵攻から4年半が経過し、最近はウクライナの攻勢について報道される機会もありますが、依然として収拾の目途は立っていません。ウクライナへの関心を持ち続けるために、今後もこの活動を続けてまいります。ご興味のある方はぜひご参加ください。
 (8期生 池内 章)

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編集チーム 十五期生