横須賀は米軍基地のイメージが強いが、古い歴史のある街です。今回の歴史散歩は江戸時代初期に徳川家康の外交顧問として活躍した三浦抜針、そして幕末・明治時代初期に、作家司馬遼太郎に明治の国父と言わしめた小栗上野介の足跡を訪ねるものです。今回のツアー集合場所、逸見駅は、京急線を利用した場合、品川から特急で一時間程度です。金沢八景で各駅停車に乗り換えると、追浜あたりからは窓外に山が迫り、遠く海もみえてきてしばし都会の喧騒を忘れさせてくれます。
京急見駅に集合したメンバーは、都心はもとより近県から2時間掛けての参加者もいました。急な告知にもかかわらず、総勢6名でのツアー開始です。どんな階段があるのか少々びくびくしながらも数十段の急な階段を登り、按針塚のある塚山公園の広場に着くと満開の桜との鳴き声が出迎えてくれました。見晴台からは晴れていたこともあり、遠く横浜から房総半島まで見渡せました。
桜と眺望を堪能し、下山です。コースどおりにヴェルニー公園に向かいました。JR横須賀駅の前を通り、ヴェルニー公園に入ると入口近くにヴェルニー記念館があります。ヴェルニー記念館には、幕末から明治期に活躍したスティームハンマーが展示されていますが外観だけ見て素通りしました。記念館の前には、明治期の軍艦「陸奥」の主砲が鎮座していますが、その脇を通り、小栗広場の小栗上野介とヴェルニーの胸像を見て、その先のテイボディエ邸の見学は昼食後ということになりました。
公園はフランス式庭園で海沿いに長く広がっていて、海を挟んで対岸は米軍基地です。現在の米軍基地からヴェルニー公園一帯はかつて幕末から明治期にかけて、製鉄所から造船所へと、日本の近代化を推進した場所でもあります。基地を左手に見て、まっすぐ進むと今日の昼食場所コースカに着きました。昼食後解散となり、希望者のみが三笠公園の世界三大旗艦のひとつ「三笠」見学に向かいました。暖かく良い散歩日和となり「快い疲れ、今日は良く眠れる」が参加者みなさんの感想でした。(井出理子)



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