「RSSC茶の湯同好会」では2024年12月度の茶の湯お稽古を行いましたので、ご報告いたします。

 12月も中旬となりやっと冬らしくなりました。お茶室では、先月より風炉から炉に変わり冬の室礼(しつらい)となりました。お菓子の銘も冬らしく「冬ばら」と「寒牡丹」。会員により活けられた床のお花は、大輪の菊とドウダンツツジ、見事に紅葉したハナミズキの葉。お稽古の度に、美味しいお茶とお菓子は勿論ですが、季節の移ろいも味わう事ができます。

 お稽古はふたつのお茶室に分かれて、薄茶点前の通し稽古が行われました。全員が交代で亭主と正客をつとめました。和やかな会話の中にも静けさがあり、釜でお湯が沸く音、柄杓でお湯を注ぐ音、さらさらと茶筅を振る音が心地よく聞こえてきます。この心地よい音に耳を傾けると心も静かに落ち着いていきます。

◆この御点前稽古風景にご興味ある方、関心のある方はどうぞ下記までお問合せください。
問合せ先(メール):cha@rssc-dsk.net

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編集チーム 十五期生