我家から自家用車で大渡橋を渡り、駅に向かう。天気の良い冷え込んだ朝、橋を渡りながら右を見ると、遠くに谷川連峰が白い姿を見せている。正面の榛名山の左奥には、やはり真っ白な浅間山が朝日を浴びて輝いている。
前橋市は赤城山の麓の街。北の方角を見れば、いつも赤城山が季節の移り替わりのままに様々な姿を見せてくれる。困ったことに方向音痴の私は、赤城山が隣の伊勢崎市では北西、渋川市では北東に位置し、姿形も全く異なることに戸惑い、帰路が不安になることが度々あった。今では、ナビの「自宅に帰る」案内で安心して帰れるようになった。
RSSC通学の帰りに、朝と反対側から大渡橋を渡りながら左を見る。夜空の下に聳え立つ、赤城山の麓に、前橋の街の灯りが広がり、中腹まで民家の灯りが点在する。私が、「前橋に帰ってきた!」と実感し、ほっとする瞬間である。(7期生 笛田)
この記事の投稿者
最新の投稿記事
- 会員皆様からの投稿2017年5月8日【Kissの会 ゲスト投稿no.8】「今日の調子はどう?」
- 未分類2017年4月23日【第26回 Kissの会投稿】「ハナミズキを忘れない」
- 会員皆様からの投稿2017年4月12日【Kissの会 第25回投稿】「春 私の一歩」
- 未分類2017年2月18日【7期生の提言が日経新聞に掲載】「市民後見人の重責を認識しよう」