晴れ渡る青天の下、3月22日に『2023年度立教セカンドステージ大学修了式』が立教学院諸聖徒礼拝堂(チャペル)にて執り行われました。お互いの思い出を名残惜しむかのように、写真撮影を行う風景があちらこちらで見受けられ、1年間の充実した学生生活を物語っているようでした。

 チャペルの修了式は、それぞれの思いが胸の中に去来し、一人ひとりの心に刻み込まれたのではないでしょうか。あらためて、立教セカンドステージ大学というフィールドでの、充実した時間を共有できた仲間に、感謝の気持ちが湧き上がってきました。

 修了証書授与式の会場内では、1年間お世話になったゼミの先生との最後の交流の場であり、先生から修了証書を授与される時にかけていただいた言葉は、お互いの思いが交錯し感慨深いものがありました。また、立教大学応援部の皆さんによるパフォーマンスは、新たな旅立ちへのエールとして、次のステージへ背中を押してもらったような心境でした。

 自らの意志によって選んだ、『立教セカンドステージ大学』という壮大な学びのフィールドで得られた経験や、同じ志を持った仲間との交流は、生涯の宝物として修了生の心に深く刻まれていくことでしょう。後に自身の人生を振り返った時、立教セカンドステージ大学という場所が、シニア世代の生き方の大きなターニングポイントだったと思う時が来るのではないでしょうか。

 これから修了生は、『立教セカンドステージ大学』というフィールドからそれぞれが新たな一歩を踏み出しますが、目の前に果てしなく広がる、無限の可能性というステージで、これまでの学びと経験を生かし、夢を語り考えるだけでワクワクしてくるようなシニア世代の生きる道を、修了生の仲間と共に歩んでいきましょう。

 この度の修了式を無事に迎えられたことに感謝するとともに、これまで熱心にご指導、ご支援していただきました先生方及び職員の皆様に、心より御礼申し上げます。

同窓会広報委員 15期生 中川與和