RSSCには海外によく行く人が多いようなので私の話などとっくにご存じかも。でも皆が皆海外でスマホを使いこなせるのでしょうか?もし少しでもお役に立つなら私のGAFA、いや私の場合はGoogle、Amazon、LINE、AppleのGALA(=お祭り?)体験ですが、を書いてみましょう。
元旦からオランダとベルギーに行きましたが海外は30年振り。現地での連絡方法はLINEにしました。先ずはアマゾンで海外用simを買います。これをスマホの国内用simと入れ替えるとWi-Fiが無い街中でも現地の電波を拾うのです。30日使えて約2,000円、電話会社のなんとかパックやレンタルWi-Fiの数日分ですね。もちろん普通のメールも使えますがLINEはメールだけでなく日本との通話も無料で出来ます。使ってみると音もクリアでタイムラグも感じない、もちろん動画も送れました。
このイギリス製のsimは殆ど4Gで繋がり、遅くてイライラすることはありませんでした。ほぼヨーロッパ全域をカバーするので長期に旅をされる方にはお勧めですね。
アムステルダムのゴッホ美術館は事前のネット予約が必要でしたが、iPhoneで予約をするとメールで「歓迎古沢」という札を持った人の映像が送られてきてちょっと感激。上野の森美術館で開催中のゴッホ展には出展されていないゴッホの絵が沢山ありこれもまた感激でした。アムステルダム国立美術館には門外不出のレンブラントの「夜警」やおなじみフェルメールの「牛乳を注ぐ女」があります。日本と違い写真は撮り放題だし、季節のせいかさほど混んでいないのでとても楽しめました。
アムステルダムでもベルギーでも美術館に行ったり街を歩いたりするときにはGPSを使ったグーグルマップのガイドが大活躍し、行きたい店などもしっかり教えてくれました。結構レアなお店もちゃんとグーグル地図には入っていますよ。日本でいう〝オランダ〝の語源となったホラント伯の像のある実質上の首都ハーグのマウリッツハウス王立美術館で音声ガイドを借りようとしたら「ガイド・アプリもありますよ」と教えてくれました。
アップル・ストアからアプリを無料でダウンロード、音声を「日本人」にセットし絵の番号を入れると日本語の解説が聴けます(ただ日本語の絵は少なく時々英語になりますが)。レンブラントの初期の作品「テュルプ博士の解剖学講義」やフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」を貸切状態で説明を聴きながら見ることができました。でも私はフェルメールの数少ない風景画の1枚「デルフトの眺望」の方が好きですね、写真を載せておきますのでご覧ください。このアプリには絵画の写真も沢山入っていて、絵も説明も美術館を出ると消える?訳ではないので結構帰ってからのお土産話のネタになります。
ところで音楽配信のアップル・ミュージックをご存じでしょうか?サブスクリプション(定期購読)契約で音楽が聴き放題というものです。私は日本国内の契約なので著作権テリトリーの関係で外国では使えないものと思っていました。ところが何の問題もなく内国曲・外国曲ともに聴けたのです。どういう契約か分かりませんが流石アップル?でした。
さらに余談をすると、日本版のYouTubeやTwitterも見られるのですが挿入されるコマーシャルや広告がオランダの物でした。これも国際化という事なのでしょうね。YouTuberが増えるのも納得です。今回はITとスマホの進歩を実感した旅でした。皆さまもスマホを活用した楽しい旅をなさってみたら如何でしょうか。(7期 古沢譲二)
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