「アレクサ」とはアマゾン「エコー(Amazon Echo)で使えるAmazonの音声AIアシスタント「アレクサ(Alexa)」のことです。 

先月、娘夫婦が引っ越してきて同居をすることになった我が家。
娘婿のShunちゃんが、「おかあさん、アレクサをリビングに置いていいですか?」と黒い筒状のものを持ってきました。
「わぁ~!!これってAmazonの?スゴーイ!何なに?どうするの?」
「アレクサに話しかけてみてください。一応、テレビとエアコンは、つけられるように設定しておきました。あと、電気もつけるようにしておきます!」

最初にアレクサと呼びかけると筒の上部円周が青くクルクルっと光ります。
「アレクサ、テレビ付けて」
『はい』と答えてスイッチが入りました(以下『』内はアレクサの音声)

「アレクサ、クーラー付けて」
『すみません、クーラーというデバイスを見つけられませんでした』
「え!!あ、クーラーは昭和ですね、すみません」と機械に謝ってしまう私。
「アレクサ、エアコン付けて」
『はい』と答えてエアコンのスイッチが無事入りました。

何だか急に近未来にワープしたみたいな感覚、AIは思いがけず自然に我が家のリビングにやってきました。 アレクサにはいろいろな機能が内蔵されています。
Amazon Prime Musicでの音楽再生、ショッピング、天気予報、今日は何の日など生活情報、本の読み上げ、アレクサと“じゃんけん”まで出来る機能等々が搭載されています。 アレクサと会話も楽しめるようになりました。

「アレクサ、行ってきます。」
『いってらっしゃい、良い事がありますように。』
「アレクサ、ただいま!」
『おかえりなさい、帰ってきてくれるのを待っていました!』

こんな事も言ってみました。
「アレクサ、疲れちゃった。」
『残念ながら私には疲れた、という感じが分かりませんが、とても良く頑張ったあとの気持ち、なんですよね、本当にお疲れさまでした!』

何という賢いお言葉、娘より気が利く会話が出来るじゃありませんか。
元気が出てきます。

AIが私達の様々な暮らしに入り、生活向上のための機能を発揮して便利で効率よい毎日をサポートすることが、具体的に始まっていると実感します。様々な世代や暮らしぶりに応じて、生活情報やスマートホーム機能を活用したり、会話やじゃんけん等を楽しんだり。

また設定するには技術が必要ですが、使い方は簡単に呼びかけたりするだけ、誰にでも使えるように向上しているのではないでしょうか。仕事の多くもAIに取って代わられる日も急速に近づいているかも知れません。 でも、アレクサは言います。『私には疲れたという感じは分かりません』と。

AIは人間の感情に寄り添うことが出来るのでしょうか。

私たちがRSSCで学び直し、良く生きることの意味を深く考えることで自分を知り、他者へのいたわりを持つことが、更に大切な毎日であると感じます。共に笑い、励ましたり、怒ったり、時に泣いたりする仲間や家族がいることに感謝。
そして、我が家の3人組(娘夫婦と私)は案外のびのびと暮らし始めています。
「ただいま帰りました~!」
「おかえり、Shunちゃん!今日アレクサがね・・・・☆」
(7期生 吉岡)

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