2018年 二期の会 清里合宿 報告

実施日:  2018年5月30日(水)~31日(木) 一泊二日

2009年から始まった清里合宿を3年ぶりに実施し、今年で7回目を迎えた。今回の目的は、二日間を清泉寮で過ごすこと。新緑の中で五感を使っての自然体験プログラムで親睦を図ること。この二つを柱として準備をしてきた清里合宿である。

参加者26名がそれぞれの交通手段で、14時に清泉寮に集合し、いよいよ一泊二日の合宿が始まった。

アクティビティ(1)「ウクレレ合唱団鈴懸」指導による歌声教室では、皆で次から次へと19曲を熱唱。その後、簡単なゲームをしたりして、談笑のひと時を楽しんだ。夕食は地元の新鮮な野菜や肉料理などを堪能した。

< 新館ホール アクティビティ1・2会場>

夕食後のアクティビティ(2)「懇親会」では、藤田会長の挨拶と軽い体操の後、大和さんの芸能(南京玉すだれ・手品・獅子舞など)披露。次に麻生さん指導による全員参加型の脳トレ(『五十音』北原白秋の音読、手足を使った脳トレなど)。飛び入りで阿波踊り、中田さんの勧進帳、さらに、DVDで”We are the world” 鑑賞、その後は再び談笑をして「懇親会」を終えた。元気な者は、部屋での二次会に参加し23時30分まで会話を楽しんだ。

二日目の朝は晴れ、遠くには富士山がうっすらと、近くには八ヶ岳がはっきりと見える朝だった。朝食後はアクティビティ(3)「五感を使っての自然体験」を実施した。参加者は2グループに分かれて、近くの森の中へ入り、五感を体験する。その内容は、味覚は葉っぱや花に付いている汁を自分の舌で確かめ、視覚は二人一組で鏡を下にして、木の枝にさかさまになって走り回るヤマネになった気分で森を見る。臭覚は森の匂いを嗅ぐ。聴覚はどんな音が聞こえるか目を閉じて感じる。また数枚の緑のカードを渡されて、同じ色を森の中から探したり、二枚の鏡を立てて自分たちのアート作品を作ることも。最後は、振り返りの時間として、森の中で体験したことを俳句・短歌で表現した。また別のグループは森の中での瞑想と熊笹の温かいお茶タイムもありで、素敵なレンジャーお二人との楽しい自然体験であった。

                     

<レンジャーの説明>          <同じ緑色を探すゲーム>     <森の中のヤマツツジ>

清泉寮に戻って昼食を済ませ、清里駅発13時55分の小海線に乗り帰路についた。二日間の清里合宿では、病人・怪我人もなく元気に過ごすことができ、また木々の新緑や鳥の声にすっかり心が洗われ、二期の会の絆はここ清里合宿にあると言っても良いのではないとの思いを強くした。

  

<清泉寮 本館前>                <遠く微かに富士山>

(秋吉 記)