「オムツして、伝い歩きが、二度目です」なるほどと思わないで。高齢者であれば誰でもそれらしきことが目前に来ています。しかし、その時点から人それぞれの心の持ちようで少なからず変わります。健康を維持し、環境、趣味、好奇心、活動、オシャレ、そしてストレスを貯めない自助努力をすることです。
私はお年寄りを一人にしない、させない取り組みをしています。(私も高齢ですが)
高齢者を個別訪問してわかる生活の変化は、一概にいえませんが、まず物がかたづけられていないことで分かります。少量の生ごみは気持ちの通じる、近所へお願いします。

最近、身のまわりで起き、感じた事があります。
①環境の変化 定年退職した夫との生活リズムが変わり、ストレスにより変わって行く妻、たじろぐ夫、デイサービスから介護3になり妻は施設へ入所した。
(夫はプライド高く思いやりに欠ける。妻は小間使い。原因の一端?)

②「寝間着,起き巻き、よそ行き巻き」は要注意。今日(教)行く(育)に心がける毎日が、日曜日どころか時間がわからなくなる。今日○○へ行くことが大事です。時間目的、オシャレ、会話、注意力、金銭管理と結構頭の体操にもなります。
(転倒に注意。療養が長引くと他の機能に影響を及ぼす。認知症を発症)

③飲む(だけ)趣味の人は要注意。何かの集い(特に地域)には出席を心がける。
(高齢になりますと遠くより、近所が何かにつけ大切になります)
当地区社協では「お年寄りを一人にさせない、元気をいつまでも」をモットーに「かがやきサロン」を実施しています。体の不自由な方にも配慮し、参加を促します。体と頭の体操(景品つきクイズ)で多数の参加を得ています。
(保健師、整体師、包括支援センターが来所し、講義と軽い体操)

④84歳になる女性、趣味あり、好奇心ありで、接客の仕事を現役でしていますが、年を感じさせません。毎年200人の(寺のお会式)煮物料理を、先頭たって威張らず指揮します。私と一緒のフラダンスクラブの生徒です。
(陰口、悩み、嘆きは口にしない)

家庭介護の気力体力の相談は、日頃の大変さを話して、聞いていただく事で気持ちが落ち着くそうです。
回答は冗談まじりに「福沢諭吉を介護しているとか・・・樋口一葉を看ているのだ・・・と思えば腹もたたないでしょう。有難い人を(年金のお札)お世話している気持ちになって」
この様な具合で気持ちの再起に協力します。驚くことにそれがまたかなり納得されます。もちろん、負担増であれば地区包括支援センターへ相談し繋げます。

この話はまだ早いと思われる方、他人事と思いの方は参考までに。

近頃は終末期を家庭で、家族と共に日夜を静かに穏やかに過ごす方が、増えていることを報告して気持ちの努力を終ります。

少しだけ追伸
1月末、七期の良き仲間8人と、現地集合現地解散、各々の飛行機、別々高級ホテル。2泊3日の、雪の札幌を有意義に豪快に旅してきました。札幌は良いお天気で人も陽気も暖かでした。(7期生 岩田)

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