(2026年3月27日)
都内の桜も満開に近づきつつある3月末に、ソメイヨシノの発祥の地と言われる旧染井村を歩くという何ともタイムリーな企画に心躍らせて参加した。午後1時半に集合場所・JR巣鴨駅前に集まったのは2期生から18期生までの7名に渡辺先生を加えて総勢8名、歴史ある静かな場所を巡るには丁度良い人数であった。
駅から程近い巣鴨地蔵通りを、名物の塩大福を頬張りながら歩くと直ぐにとげぬき地蔵尊高岩寺、洗い観音菩薩に水を掛けてタオルで拭き清めている多くの参拝者たちを横目に境内をすり抜けて国道17号を横切ると、もうそこは染井霊園の西側入口であった。天気予報では曇り空に変わる時間帯であったが、昭和初期からの古木も含めて七分咲きのソメイヨシノが霊園全体で約100本、青空の下で見事に咲き誇っているのを目にすることができた。この霊園内で高村光雲・光太郎・智恵子のお墓へお参りしたが、他にも岡倉天心、二葉亭四迷ら数多くの著名人のお墓があり、都心の墓地ならではの事と感心した。隣接する慈眼寺では、谷崎潤一郎・芥川龍之介のお墓へお参りしたが、日頃あまり文学に親しくない私にとっては、こういった機会が無ければ成しえない体験であった。その後、「染井よしの桜の里公園」・「旧丹羽家の門と蔵のある広場」に立ち寄り、ソメイイヨシノについて多くの事を学びながら染井通りを一路、解散場所の駒込駅へと歩いた。
健康の為と4キロの前後のウォーキングを日々の生活に取り入れてはいるが、いつも同じ風景を見ながらでは脳への刺激はあまり無い。同じような距離の街歩きではあったが、同行の方々との交流を含め、多くの学びや感動を伴ったウォーキングであった。(12期 深谷康壽)

ソメイヨシノの発祥の地、旧染井村にある染井墓地を歩いた
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