RSSCシニアプロボノ研究会では、昨年に続きウクライナを想う「ひまわりプロジェクト」を実施しました。今年はメンバーが育てたひまわりや、街角で出会ったひまわりの写真を撮影し、さらにこれまでのウクライナの方々との交流の場面や今回のプロジェクトに参加してくれた方々の写真を合わせ、合計400枚以上の写真を集めました。これらを素材に完成させたのが、積み重ねてきたつながりと未来への希望を込めた一枚のモザイクアートです。

 ひまわりはウクライナの国花であり、平和と希望の象徴です。私たちの小さな想いが集まって大きな光となることを願い、この作品をつくりました。直接ウクライナの方々に思いを伝えることは難しいけれど、このプロジェクトに参加したことで、その一端を担うことができたのではないかと感じています。

 2025年9月21日、完成した作品は日頃からアートセラピーを通じて交流のあるウクライナの方々に贈られました。受け取った方からは次のような温かい言葉が寄せられました。
「素晴らしいアートをありがとうございます。作品の名前は『希望』、HOPEですね。私の心に深く響きました。この絵がどのように作られたのか、本当に驚きました。イベントに参加した人々の小さな写真でできていて、私たちをつなぐものなのですね。一つひとつの細部の裏には、それぞれの物語が込められていて、とても素晴らしいです。これからも一緒に未来をつくっていきましょう!」

 

このメッセージに触れ、私たちは作品に込めた想いが確かに届いたことを実感しました。また、モザイクアートの中に「自分の写真はどこかな?」と探す楽しさも広がり、活動に参加した人同士が一層つながりを感じる機会にもなりました。

 一枚の写真が集まり大きなアートを形づくったように、一人ひとりの願いもまた未来を描く力になります。これからも私たちは、小さな力ながらも様々な活動を通して、人と人とを結び、希望を育む社会貢献を続けていきたいと思っています。

 RSSCシニアプロボノ研究会 15期 長江朝子

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