2016年7月25日(月)14:30~16:00 会場:セントポールズ会館 、参加者21名

二期の会では今回 歴史文化に造詣の深い会員に講演頂き、会員と研鑽を深めた。

天皇陛下の「生前退位」が話題となっている。皇室に関係あるのが「三種の神器」である。本日の歴史文化講座はこの「三種の神器」がテーマ、講師役に清岡肇氏お願いし開催した。我々の仲間二期生の清岡肇さんはRSSCの本科を修了後、独学で5年間古代日本史を勉強されたので今回その成果を発表する機会を設けた。その内容は今回の歴史文化講座は、『古事記』・『日本書紀』・『古語拾遺』の文献を読みながら、「三種の神器」を解説していただいた。「三種の神器」とは、八咫鏡(やたのかがみ)・八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)・草那芸之太刀(くさなぎのたち)で日本の歴代天皇が継承してきた三種の宝物のこと。清岡さんは天皇系図の資料と独学で研究された文献を読みながらこれらの宝物(鏡・玉・剣)がどの文献に記述されているか詳細に解説してくれた。三種の神器に関するキーワードは、天照大神、歴代天皇、伊勢神宮、宮中三殿の賢所、皇居の吹上御所の「剣璽の間」、熱田神宮などがある。三種の神器の歴史的経緯と記述史書をまとめとして解説してくれた。三種の神器が現存するかどうかは定かではないが、限られた時間で端的にわかりやすい講演だった。

歴史文化講座 顔歴史文化講座 タイトル

 

 

 

 

 

 

 

清岡さんは在学中佐々木ゼミに所属し本科を修了、RSSCを修了後の生き方を私たち仲間に示してくれた。清岡さんは「神奈川県立歴史博物館」のボランティアガイドもされており、二期の会でも2015年2月6日に現地(歴史博物館)を訪れ解説をして頂いた。この時も明快な解説を受け横浜の歴史を学ぶことができた。

今回、佐々木研一先生も参加していただき、講演会後の暑気払いにも顔を出して頂き先生の退職後の生活の一部をお聞きすることができた。暑気払いは池袋駅の近くのお店で久しぶりゆったりとした時間を過ごすことができ二期生の情報交換の場となった。(世話人 小杉、秋吉、福田)