3月12日(土)に、豊島区の新庁舎である「としまエコミューゼタウン」1階センタースクエアにて、としまNPO推進協議会・豊島区区民活動センター運営協議会主催、豊島区共催の第10回「社会貢献活動見本市」が開催されました。
このイベントは豊島区を中心にNPO法人などの社会貢献活動を行っている団体と、CSR活動に取り組む企業47団体が一堂に会するイベントで、毎年参加団体が積極的な交流を図るものです。そして、 今回、私たちコミュニティ活動研究会も参加団体の一つとして参加をして来ました。

開会式  朝の準備

見本市では各団体が、模造紙大のパネルに写真、その他の材料を使いながら、その活動内容について表現し、作成したものを展示して行われました。

私たちコミュニティ活動研究会研からは、主テーマ「シニア 地域コーディネータの育成」、サブテーマ「セカンドステージの生き甲斐創造」を掲げ、一年間の主な活動を表現しました。そして、私たちのブースを 訪れた多くの方々に、RSSCの理念と共にコミ研の活動について大いにアピールしました。
(高野区長、元参議院議員 小野清子氏も訪ねられました)

パネルで表現した活動内容は、主に以下の三つの内容です。パネル展示準備

(1) シニア変身講座の活動
豊島区の地域交流施設「区民ひろば」において、RSSCメンバーが指導して地域の方々と共にファッションのワークショップを開催するプログラムで、地域のシニを応援するとともに、私たちシニア世代の地域デビューを応援する講座でもあります。

(2) RSACの豊島区立小学校学習支援活動
RSSCメンバーが立ち上げた「RSアカデミック・コミュニティ」の活動として豊島区立の小学校での放課後学習支援に参加しています。

(3) コットンドリームいわきへの参加活動
RSSCメンバーが結成した「NPO法人コットンドリームいわき」が主催するボランティアバスツアーに参加し、福島県いわき市でのオーガニックコットン栽培活動や、被災地の方々との触れ合いなどを通して地域貢献活動と共に復興支援に参加しています。 

そして、今回、47団体の中から「創発としま賞」を受賞致しました。としま創発賞受賞
以下に、活動に参加されました8期生の皆さんの声を掲載します。

齋藤恭子さん(8期生)より
「結果は気にしない。過程を大切に、楽しんで作業しよう。」それが、社会貢献見本市のパネルづくりに当たっての私たち、作成委員の合言葉だった。
社会貢献見本市を始めて経験する私にとって、その言葉は肩の力を抜いて、のびのびと自分を出しつつ作業に取り組める、まさに魔法の言葉だった。実際、実行委員4名で、意見を出し合い、それを修正し、さらに新たなアイデアを出して、パネル作成を進めていくための話し合いが、とても円滑に進んでいったと思う。それぞれ個性が異なるメンバーが、全く遠慮することなく自由に発想を交換しあいながら、一つの目標に向かって進んでいくことが、こんなにも楽しいことだとは、経験しなければわからなかったことである。
見本市が終わって、優秀展示の各賞発表。わがコミ研は「創発としま賞」を見事受賞した。
「楽しんで力を合わせれば結果が付いてくる。」ことに一同深くうなずいた。「楽しみつつ力を合わせる。」これは、コミ研の基本精神と言ってよいことである。これからも、先輩後輩の隔てなく自由に意見を交換する中で、ゆっくりゆっくり向上を目指す、そんなコミ研でありたい。

青木美恵さん(8期生)より
「社会貢献見本市」に初めて参加する私にとって、すべてが新鮮であった。見本市当日、仲間と一緒に作った「手作り感満載」のパネルを前に、見学者の方々に私たちの活動の説明をする際、「学部生のみなさんは、卒業したら就職という道があります。でも私たち立教セカンドステージ大学に通う人たちは、卒業したら自分たちで進む道を考えなければなりません。そんな選択肢のひとつがこういった社会貢献活動なのです。」と言わせてもらっていた。これは私自身に言い聞かせる言葉でもあった。コミ研集合
実際他のブースの方たちとの触れ合いの中で、これからの私たちの活動のヒントになりそうなことがあった。そして、パワフルで明るい人たちからは、私も元気をもらった。これらが刺激となり、コミ研参加メンバーと「コミ研として次に目指す活動を模索していこう!」となった。これが「コミ研」の良さである。「活動の窓口として誰でも自由に参加できる」、それだけでなく次の段階として、「自分たちで企画していく楽しさ」も味わっていきたいと思っている、そうなった時に「卒業後の自分の進む道」が見えてくると信じて。

 

 

この記事の投稿者

コミュニティ活動研究会