「RSSC茶の湯同好会」では2024年11月度の茶の湯お稽古を行いましたので、ご報告いたします。
11月に入りやっと例年並みの気温となりました。会場の目白庭園のモミジはようやく黄色く色づき始めたといったところで、紅葉まではあと一歩でした。今月も庭園では婚礼の記念撮影が行われていました。美しい花嫁衣装と喜びに満ちた新郎新婦のお顔を拝見すると、こちらも幸せのお福分けをいただいた気分になります。
さて、お稽古では今月から風炉から炉に変わりました。お茶室の室礼(しつらい)は季節に合わせてお道具が変わります。立夏から立冬までは風炉に釜が据えられ、風炉の季節が終わり立冬のころから釜は炉にかけられます。炉は風炉よりもお客の近くになります。これは、寒い時期に火に近づくことで、お客に火の温もりが伝わるようにとの配慮、おもてなしの心の表れとのこと。もてなす側ともてなされる側が静かに心を通わせる茶の湯は、殺伐とした現代のオアシスのように感じます。お稽古の内容は炉運び点前、替茶碗、半東。小村師匠の指導の下、全員がお点前を行いました。毎回楽しみの主菓子、今月の銘は「火恋し」「初霜」でした。
◆この御点前稽古風景にご興味ある方、関心のある方はどうぞ下記までお問合せください。
問合せ先(メール):cha@rssc-dsk.net
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