RSSCは縁×運×恩

松田智生 (三菱総合研究所 主席研究員、丸の内プラチナ大学 副学長)

 RSSCと私の初めての出会いは約10年前、5期の時でした。袖井孝子先生の授業にゲストスピーカーとして登壇、「活力ある高齢社会=プラチナ社会」を話しました。教室の座席が前列から埋まっていく、ノートに懸命に書き込む、熱心にうなずいてくれることに明るいカルチャーショックを受けて、すぐにRSSCのファンになりました。

 その後、坪野谷雅之先生の授業を数年サポートしながら、2018年から「プラチナ社会におけるアクティブシニア論」の講師として7年目を迎えました。普段は三菱総研の研究員として働いていますが、RSSCの秋講座は私のライフワークとなっています。

 近年は修了生が中心となっているサークル「RSSCプラチナコミュティ研究会」の活動をサポートすると共に、私が副学長を務める市民大学「丸の内プラチナ大学」にも、多くの修了生が参加してくれて心強く感じています。

 人生は「縁×運×恩」です。それは、良い縁が広がれば良い運が生まれ、それに対しては恩返しをするのだという意味です。偶然のきっかけでRSSCとの縁が出来て、多くの魅力的なアクティブシニアと知り合えた私は運が良い訳で、それに対しては、魂を込めた講義で恩返しをしていきます。

 そして学生の皆様は、RSSCという学び舎とこの歳で出来た友人との縁は、同世代のシニアに比べて圧倒的に運が良いです。RSSCで学んだことを、これから家族や地域や社会に恩返ししようではありませんか。

 RSSCが皆様の縁と運と恩を生み出し、プラチナ社会をリードしていくことを期待しています。

この記事の投稿者

編集チーム 十六期生