次の私の投稿日は2023年1月11日と聞いて、記事の内容は迷うことなく決定していました。そうです、もちろん箱根駅伝応援奮闘記。立教大学は第100回箱根駅伝出場を目指し、2018年11月に「立教箱根駅伝2024」事業を立ち上げ、現役陸上選手の上野裕一郎氏を男子駅伝監督に迎えて、その第一歩を踏み出しました。

立教大学が創立150周年を迎える2024年に、第100回箱根駅伝出場を果たそうという試みです。ところがあにはからんや、一年前倒しで2023年の出場を果たしてしまいした。去年の10月15日、東京立川市で行われた選考会でなんと6位を勝ち取り、見事に箱根駅伝の出場権を獲得した時には、歓喜の声を上げたのと同時に、正直びっくりしたものです。

「立教の陸上競技部は、箱根駅伝が始まった1920年に創部。箱根駅伝には1934年の第15回大会に出場して以来、通算27回出場している。1957年の第33回大会では総合3位という過去最高の成績を残したが、1968年の第44回大会以来、55年間大学としての出場が途絶えている。」(ここをクリック)と言うわけで、いよいよ正月2日の箱根駅伝スタートの朝、7:30に目覚ましをかけ、飛び起きて愛犬の散歩を済ませ、朝食準備は後回しで8:00のスタートを待ちました。

冷静になって考えてみると、創部こそ古いものの長いブランクの末、たった4年前に再結成された新米駅伝部が、そう簡単に太刀打ちできる訳はない。おそらくテレビに映るのはスタートからしばらくと、芦ノ湖の往路ゴールと翌日のスタート、そしてフィニッシュあたりだろう!と予測はしていたものの、スタートラインに、遠慮気味に右の方に見え隠れする紫紺のユニホームにRの文字を発見した時は、ちょっと感動モノでした。

レースの展開や各中継点での様子などは、皆さんテレビでご覧になった通りですね。それでも終わってみれば総合でなんと18位。襷は最後まで繋がりました。立教の最終ランナーがゴールした時の清々しい表情が印象的です。そして100回記念出場に向け、この箱根路の苦い経験を生かして、また辛い練習の一年です。

箱根駅伝は関東学生陸上競技連盟が主催のため、関東1都7県の大学で競われてきましたが、聞くところによると100回記念は全国の大学に箱根駅伝の門戸が開かれるとか・・・。シード校には関係なくても、予選会チャレンジの立教を含む各関東の大学にとっては、さらに厳しい競争が予想されます。ガンバレ!立教‼

ところで余談になりますが、今回の駅伝を見ていて気になったのが出場選手たちの名前。キラキラとまではいかなくても、一瞬読みに戸惑う名前の多いこと。芽吹・蒼唯・駿恭・蒼生・魁星・啓敦・凱杏・羅生・龍暁・惇那・颯・柊斗・李彗・龍神・雷我 (敬称略) ざっと上げただけでもこんな感じです。どうですか、何か連想するものがありそうですね。今の大学生の親御さんの世代はちょうど1980~90年前後の生まれと予想すると、こうした漢字が男の子の名前に重宝された時代背景がおのずと浮かんでくるような気がします。

もう一つ、テレビのアナウンサーが立教カラーを「江戸紫」と言っていましたが、私はあの紫紺が江戸紫と言うのだと初めて知りました。多々異論はあるようですが、立教大学西原総長の年頭挨拶の中でも江戸紫とおっしゃってますので、そういうことにしときましょう。

まぶしいほどにほとばしるエネルギーを目の当たりにして、忘れかけていた興奮や高ぶりを久しぶりに味わうことができました。さあ、来年の箱根駅伝はどんな景色になるのか・・これからまた一年、ひたむきな彼らの練習が実を結び、再び立教の江戸紫のユニホームを箱根路で見られる事を心から願うばかりです。(7期生 梅原)

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