『芸術と食欲の秋』 ― 美、食、談、祈、歩を楽しむ一日

 11月18日 岡安さんプロデュースの『芸術と食欲の秋』の一日を、総勢9名が参加し楽しみました。小雨交じりの寒い日でしたが、もののけ会会員は元気いっぱいでした。

 『美』 富田さんが用意のチケットのお陰で、国立西洋美術館『北斎とジャポニスム―HOKUSAIが西洋に与えた衝撃』展にスムーズに入場できました。

 19世紀後半、日本の美術が西洋の芸術家を魅了し、“ジャポニスム”現象が生まれました。北斎の作品と、その影響を受けたモネ・ドガ・セザンヌなどの作品の両方を見比べ、北斎の素晴らしさがわかる展示でした。墨の筆1本の迫力、藍色の波の躍動感、大胆な構図など、どれをとっても北斎のすごさがわかり、西洋に与えた衝撃が伝わりました。

 『食』『談』 根津の趣ある建物の「はん亭」で、デザートに至るまで神経の行き届いた串揚げコースを堪能しました。食事に大満足の後は、今後の道を発表しあいました。地域の活動を目指す人、RSSCや地域の講座の聴講予定者など、それぞれの道に今後の健闘を称えあいました。

 『祈』 当日は二の酉ということで、千束にある鷲神社に詣り、威勢のいい手締めの音を聞きながら参拝。上野駅に戻り、解散。

 『歩』 上野で測ると、一日の歩数は約1万歩!!なんという健脚ぞろいでしょう。もののけ会発足2年目の来年の交流を、心も健脚に大切にしていきたいと願った一日でした。

(記 9期 渡邉)