6月10日に天覧山(てんらんざん)・多峯主山(とうのすやま)にハイキングに行ってきました。飯能駅に集まった9人には遠足に出発する前の子どもみたいに笑顔があふれていました。駅からバスにのって登山口まで行き、靴のひもを締めなおし、いざ出発。この日は最高気温32度と発表されていたので、熱中症でニュースになるのだけは避けようと水分を多めにとりながら歩みを進めました。
新緑の木々を吹き抜ける風は心地よく、大きく広げた枝が光をほどよく遮ってくれました。途中で十六羅漢像に手を合わせ、程なくすると天覧山の頂上に到着です。展望台からは飯能市街や東京都心を眺めることができ、とにかく気持ちがよかったです。
急坂を下って次は多峯主山めざして出発。このあたりでちょっとお疲れモードになってきた人もちらほら。そんな中で最年長の参加者が足取りも話も前へ前へと一番元気でした。時折、短歌などを詠みながら歩く姿に元気をもらいました。頂上でのお弁当のおいしいこと。ここでちょっとした出会いが・・・・「山の好きな子になってもらいたくて」と1歳の息子を背負って登ってきたお母さん。言葉だけで指示するのではなく、光る汗をみせるこのお母さんに背負われた子は、我慢のできる逞しい子になるんだろうなと思いました。
みんな元気に予定通りの日程で飯能駅に戻りました。駅でゆっくり参加の1人と合流して10人で野田先生のお宅に伺いました。季節のお花が咲く庭のテラスで奥様手作りのお茶やケーキをご馳走になりました。暖かな雰囲気と心地よい空間の中で、ハイキングの疲れも忘れて話がはずみました。先生と奥様のお心遣いに感謝の気持ちでいっぱいです。
会の計画や連絡をしてくれた平松さん、田中譲さんありがとうございました。次回がとても楽しみです。
(記 9期 細谷)
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