【異文化研究会】4月講演会報告「保護犬・猫に理解を深めよ

 

・日時 4月21日(木) 13時15分~14時45分
・場所 立教大学 池袋キャンパス セントポールズ会館 2F
・講師 しっぽの里親探し 「はーとinはーと」 代表 池上 奈穂 氏

image1みなさんは毎年、何万頭もの犬・猫が「殺処分」されている現状をご存じだろうか?
この犬・猫たちの尊い命を救おうと懸命に活動しているたくさんの団体がある。今回はそのうちの一つ、「はーとinはーと」の代表を務める池上 奈穂氏をお招きし、「保護犬・保護猫に理解を深めよう」という演題でお話を伺った。
飼い主のもとで日々幸せに暮らしている「ワンちゃん・ネコちゃん」がいる一方で、様々な理由で殺処分されてしまう「ワンちゃん・ネコちゃん」。その現状から話が始まった。

池上氏によると、平成26年における全国の犬・猫の殺処分件数は約10万頭。殺処分される犬・猫が居る一方、ペットショップで売られている犬・猫の現状を熱く語っていただいた。
スライドを交えての判り易い説明に参加していただいたみなさんは、聞き入っていた。「ペットの命はあなたにゆだねられています」「動物の遺棄・虐待は犯罪です」という2つの言葉が印象に残った。
今や多くの家庭で、犬・猫を始めとした多くのペットたちが人間と共生している。池上氏のもとで保護されていた犬たちが里親に引き取られ、幸せな日々を送っている現状も紹介された。
「救える命がある」以上、池上氏の活動は、これからも続いていく。「殺処分ゼロを目指す」という力強い言葉で講演会は終了した。

異文化研究会 2016.4 講演会報告書

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八期生編集チーム