9月9日、立教大学名誉教授・野田研一先生をお迎えし、特別講義「Perfume論」を開催しました。今回の企画は、先生がPerfumeのファンであることを伺ったゼミ生有志が「ぜひ先生のお話を聞きたい」とお願いし、それに先生が快く応じてくださる形で実現したものです。

講義では、Perfumeの楽曲やダンス、テクノロジーをめぐる多層的な魅力を、先生独自の感性と学術的視点から穏やかに読み解いていただきました。資料の冒頭の【「存在」は、多次元的、環境的であり、固定した視点など許さない。】という言葉のとおり、「Perfumeを単なる音楽ユニットではなく、文化・身体・技術が交差する“現象”として捉える」という先生の語りは、参加者の心に響きました。

先生は時折「Clockwork」や「ポリリズム」「レーザービーム」「Glitter」などの楽曲を流しながら、その音の質感やリズムの意味を語ってくださいました。音楽が流れ出すたびに、会場の空気とPerfumeの世界が自然に重なり合う、心地よい雰囲気が生まれました。

Perfumeの「4つ打ちリズム」がYMOの記憶を呼び起こすこと、「ロックなのに黒髪」「アイドルなのにロック」といった二項対立の“脱構築”が彼女たちの本質であることなど、先生ならではの深い洞察が随所に散りばめられ、音楽に詳しくない参加者からも「新しい世界が開けた」という声が上がりました。

そして印象的だったのは、先生の語り口そのものです。懐かしい「野田節」!
純粋で優しい人柄がそのまま言葉となって会場を包み込み、久しぶりの先生のお話に参加者はみな笑顔になりました。

講義後の懇親会は、各期野田ゼミ生が参加し、世代を超えてゼミのつながりが先生を囲んで弾みました。談笑は尽きることなく、当時の思い出や近況が飛び交い、まるでRSSC野田ゼミ生に戻ったかのような懐かしさと温かさに満ちた時間となりました。

今回の講義は、先生の人柄がそのまま形になったような、心に残るひとときでした。
今回のために丁寧に準備してくださり、、学びの楽しさを思い出させてくださった野田先生に、深く感謝申し上げます。

野田ゼミ生有志一同

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編集チーム 十五期生