豊島区・中野区でボランティア活動を続けるRSAC、そのお仲間でお互いの出身地や得意な地域を紹介する旅の企画があります。直近では、昨年春の奈良(渡邉新さんの企画)に続き、今年は、広島出身の今田悟史さんの企画で広島の旅(2泊3日、11/08-10)、総勢9名がレンタカーを駆って、広島・瀬戸内を旅してきました。3日間とも大変に天候に恵まれ、充実した旅となりました。その一部を抜粋してご紹介しましょう。

朝9時過ぎ羽田を発ち、広島空港から尾道。千光寺山散策をロープウェイを利用してダイジェストで済ませ、昼は尾道ラーメン。そこから平山郁夫美術館に向かいました。昭和から平成にかけて活躍した現代日本画壇の巨匠の足跡と作品を味わう...。平山郁夫美術館は、しまなみ海道の起点となる新尾道大橋から3つ目の島、生口島(イクチジマ)にあります。


初日のハイライト 尾道から平山郁夫美術館、道後温泉

広島の旅の2日目は道後温泉から松島観光港へ、そこから呉港を目指しました。瀬戸内汽船高速フェリーで2時間弱。穏やかな瀬戸内の航路を船は北に進み、倉橋島に沿って西に、そして呉港に向かい急角度(90度)に進路を変えて、音戸の瀬戸を通過します。
   
日本一狭いこの海峡は幅90m、大橋の下は水路幅60m、水深5mとか、こんなところを大型船が通る!さて、着いた呉市はかって巨大戦艦「大和」を建造した日本一の海軍工廠の町でした。呉市の誇る大和ミュージアム(海事歴史科学館)を訪ねました。

下の画像は2日目のハイライト:
・フェリーで音戸の瀬戸を通過 ・呉市の大和ミュージアム
・お昼の広島焼き       ・賀茂鶴酒造を見学

2日目のハイライト

広島の旅、最終日は広島市内と平和記念公園の散策、それに観光地・宮島です。最初に向かった先は、宿泊先のホテルから車で20分足らず、吉島地区の海に面して建つ巨大な施設、広島市環境局中工場、昨今の広島トピックスのひとつです。

2022年のアカデミー賞を受賞した映画「ドライブ・マイ・カー」(監督:濱口竜介、原作:村上春樹)の主なロケ地にもなった、ごみ焼却施設。建物の中央は「エコリアム」という貫通通路があり、銀色の配管を見ながら通路を抜けると正面の海に出ます。

建築デザインの見学は自由で、最新鋭の焼却装置をガラス越しに眺めることができます。(ただし、ごみ処理に関する見学は予約が必要です)

次は、平和記念公園に。そこから、観光地・宮島。お昼は名物あなごめしのお弁当を堪能。宮島・厳島神社参拝を終え、3日間の広島の旅を終えることになります。

下の画像は3日目のハイライト:
・広島市環境局中工場 ・平和記念公園  ・宮島

広島市内のハイライトと宮島

宿泊先は2泊ともビジネスホテル風、夕食は郷土料理店(1泊目)と広島市内の牡蠣小屋(2泊目)、大いに語り、学び、ドライブを楽しむ旅となりました。ドライバー役は今田さんと常見さん、大変にお世話になりました。(文責:新井)

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