大箸 渡

 7月19日(金)11時暑い日差しの下「大手町鞍手茶屋(裏磐梯ホテル直営)」に集合し、鑑賞前に昼食を取りました。おいしいが量の多いうどんは持て余しぎみでしたが、店を出る時、十人以上の列が出来ており、人気店であることに驚きました。

 今回の参加者は5名と少なかったのですが、暑さに負けず、皇居大手門を抜け、三の丸尚蔵館に向かいました。当日は、「皇居東御苑の庭園」は休園の為、入園をあきらめた外国からの観光客が多くいました。

 今回の尚蔵館の展示は、「いきもの賞玩(しょうがん)」ということで、収蔵品のうち「いきもの」の姿がある作品を鑑賞するものです。出展数は、52品と少数でしたが、皇室の所蔵品を鑑賞する良い機会となりました。

 ウサギ、鯉、子犬、鳩、ネズミ、イタチ、魚、りす、蝶などが描かれている、絵巻、絵画、置物、花瓶、刺繍、花器、壺などが展示され、特に、伊藤若冲の動植物の絵は見事でした。また、海外の国々からの寄贈品の展示もあり、各国のお国柄の表れた「いきもの」を題材とした作品の展示も興味深いものでした。

 尚蔵館は、テーマを変え、収蔵品を継続して展示をしていますので、興味のある方は皇居東御苑の庭園散策と合わせ行かれるのはいかがでしょうか。なお、70才以上は無料とお得です。鑑賞終了後、近くのパレスホテルの冷房のきいた喫茶室に入り、ケーキとお茶で一段落し、次回の日程(9月24日(火))のみ決め、散会しました。