私たち6期生同窓会は秋の恒例行事として、先日9月12日に山梨ワインナリー見学に行って参りました。当日は勝沼ぶどう郷駅 現地集合です。我が家を出る時は少々怪しい空模様でしたが、中央線笹子駅の先の少し長いトンネルを抜けると一転爽やかな青空が広がり、素敵な旅のはじまりです。
まず最初に駅からも見える「ぶどうの丘」まで、例年ならかなり暑いようですがこの日は程よい暑さで、左右に広がる葡萄畑の中をのんびり歩いて到着です。この「ぶどうの丘」はレストランやワインカーヴ、ホテル、温泉施設などを備えた複合施設で、私たちは軽く美術館を見学してから、眺めの良い展望レストランでランチ。このレストランからは勝沼の地形が一望でき、見渡す限りの葡萄畑が見事でした。
食事の後はお待ちかねのワイナリー見学です。羊が目印の「マルキワイナリー」までタクシーで約15分、どこまで行っても葡萄畑は変わりません。マルキ酒造は山梨でも最も古いワイナリーのひとつで、最近では葡萄畑の雑草を食べてもらうために飼っている羊さんがワインのラベルにも登場していて、有名になっているそうです。この日ものんびり日陰でお昼寝をしていました。
ワインの仕込みの説明を聞き、ワイン樽の貯蔵庫の見学。最近はステンレス製のタンクが多くなっているそうですがここでは樽詰めもしていて、樽詰め製法の難しいところなど色々教えてもらいました。そのあとは半地下の貯蔵庫の見学です。地形を利用した構造になっているため、天然の空調がワインの貯蔵にぴったりの温度を保っていてひんやりしていました。こちらは全て一升瓶を使っての貯蔵で、山梨でも珍しいものだそうです。コルク栓だけでは中身が抜けてしまうそうで、コルク栓の上から王冠を被せ二重の造りになっていました。
さあやっとお楽しみのワインの試飲です。8種類ぐらいのワインを次々と試飲、私はこれだけで結構ほろ酔い気分になりましたが、更に有料で試飲ができます。先ほど貯蔵庫の中で説明のあった気になるワインです。一本ウン万円のワインもお手頃な価格で試飲できるとあって、みなさんいろいろ試されていました。
そんな訳で意外と時間が過ぎてしまい、折角来たのにまだ葡萄を買っていないとワイナリーの隣の葡萄園にて最後のお買い物。お客さんが少なかったので、お店のお兄さんにあれこれリクエストをして好みの葡萄を切ってきてもらい、山ほど試食をして購入。大変美味しくいただきました。結構贅沢な時間だったと思います。再びタクシーに乗りぶどう郷駅へ、集合写真を撮って現地解散、お疲れさまでした。
9月はぶどう狩りの季節なので普段は停まらない特急かいじが勝沼ぶどう郷駅に平日は停まります。今回参加は役員の6名でしたが、ご興味がありましたらみなさんも是非一度足をお運びください、ひと山越えただけとは思えないのんびりした一日を過ごすことができますよ。
文責 小畑
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