書を捨てよ、旅へ出ようもちろん、このフレーズは寺山修司のパクリである。
さて、私は今年で65歳という歳を迎え前期高齢者の仲間入りとなる。坪野谷先生の話しにもあったが、シニアにとっては「キョウイク」と「キョウヨウ」が必要とある。教育と教養を、もじった「今日行くところ」と「今日、用がある」の意味である。今までRSSCのおかげで、これらは充足していたが、終了してしまうと「さて、どうしようか」となる。
そこで皆さんにお勧めしたいのは「冒険の旅に出よう」ということである。
サムエルウルマンの言葉を借りれば青春というのは「心の様相」らしい。肉体は初老を迎えても、心が活き活きしていれば「青春」である。若者のように冒険の旅に出ようではないか。
昨年は木村さんと車で北海道一周にチャレンジしたが、今年は全国で廃校になった小学校や中学校を再利用した宿泊施設に泊まる旅をしたいと思っている。 全国に58か所もあり明治・大正の時代に建てられた歴史ある校舎も多いという。

津金中学校1953年(レストランと宿泊)

山梨県・津金中学校(1953年~)

大沢里中 明治23年

静岡県・大沢里中(1892年~)

  *  現在は「おいしい学校」という宿泊レストラン                                                   * 現在は西伊豆町営「やまびこ荘」

専攻科終了を迎える皆さまにジョージ・バーナード・ショーの言葉を贈ります。
「老いたから遊ばなくなるのではない。遊ばないから老いるのである。」               
                                (七
期生 馬淵)