八期生 大箸 渡

 2015年、八期生としてRSSCに入学して10年経過しました。最近の時間に対する感覚からすれば、「10年前」は「この前」という感覚になりますが、やはり「10年」経過は「10年」経過です。

 この10年を振り返ると、私の活動に占めて来たRSSCの仲間の大きなウエイトを感じます。おそらく現在でも、私の交友関係の半分はRSSCの仲間とのものになっています。RSSCで受講した講義の内容はほとんど思い出しませんが、ゼミ、そして清泉寮での合宿から始まり、多くの飲み会、イベントなど楽しく思い出されます。

 私は、卒業後もRSSC関係のサークル・会などにいろいろ参加してきましたが、現在も「名画鑑賞友の会」、「人権と貧困を考える会」、「八起会(ゴルフ)」、「呑美楽(酒飲みの会)」の4つに参加継続しています。

 私が参加している4つの会は、「名画鑑賞友の会」→アートを楽しみ、「人権と貧困を考える会」→社会について考え、「八起会(ゴルフ)」→体を動かし、「呑美楽」→酒を飲みながら語る、とバランスが取れています。この他にも色々な場で八期生を中心に他の期のRSSCの方々と会う機会があり、月に4~5回はRSSCの人と会う機会があります。もし、RSSCに入学していなかったら、どのように過ごしてきたのだろうと、ふと考えると、良い人たちと巡り合って良かったと思っています。

 また、昨年度より八期生会の役員の仕事も回ってきて、八期の仲間の繋がり方についても考えることにもなりました。当初、80名程度であった八期生会も、最近は八期生会のイベントに参加される人数が20名程度になりました。しかし、10年という時間の経過があっても当初の1/4とはいえ繋がりが続いているというのは、八期の皆さんの繋がって行こうという気持ち、そして「縁」を感じます。

 2015年、私の入学時のゼミ担当教官は月本昭男先生でした。月本ゼミの会も継続してきましたが、最近は特定の方としか会うことがなくなり、時の経過を感じています。

 今年の4月、川崎市民アカデミーで月本昭男先生の講座「世界最古の文学作品『ギルガメッシュ叙事詩』を読んでみよう(12回、各2時間)」が始まり、受講することにしました。月本先生は質問全てに丁寧に答えられ、やはり博識、そして話が分かり易いことを再確認し、楽しく受講出来ています。旧知の先生との繋がりも良いものです。

 これからも、RSSCの仲間との繋がり、「縁」を大事にしていこうと考えています。皆様お付き合いよろしくお願いします。

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編集チーム 十六期生