キリマンジャロの会(代表 鈴木勝美)は一社・キリマンジャロの会と連携し、タンザニア連合共和国キリマンジャロの麓にあるマサイの村バンガタに日本の支援で設立された「さくら女子中学校」を応援しています。

その活動の近況です。新型コロナ感染症の影響で、現地のさくら女子中学校も3月末から閉鎖されていましたが、先月末(29日)にやっと再開されました。

諸々の状況から現地駐在スタッフのタンザニア再入国は早くても第3四半期以降となりそうですが、7月17日(金)、今後の支援について検討する定例会(4月から4回目のZoomによるオンライン会議となります)を開きました。

7月度定例会(Zoom)の様子

今回の主な話題は、やっと決まった進学希望卒業生(元奨学生)の進学先とその卒業生への支援(奨学金)についてです。

日本の「6-3-3-4」制に対し、タンザニアは「7-4-2-3」制で、その教育制度では、中学校を卒業する生徒の進学先は国家試験の成績によって割り振られます。

対象の卒業生の20名は、①African Academy of Sciences(3) ②Bording School 公立高校(13) ③専門学校(4)の結果となりました。( )は卒業生の人数です。

在校生に対する奨学金に加えて、希望する卒業生についても奨学金を支給することにしたその原資のこと、卒業生に奨学金を支給する新たな仕組み(進学先別の奨学金額、その手続き方法・手順など)も現地NGOと共にやっと整いました。他にも、学校への新型コロナ感染症対策費用のこと、駐在スタッフ不在時の現地銀行口座の扱い、追加のICT環境整備計画のこと、などが話し合われました。

さくら女子中学校を設立し、学校運営の自立に向けた支援を行うこのプロジェクトも来年の1月までの残り半年となり、エクジットプランも目の前となってきました。

さくら女子中学校のサイト:Sakura.vision https://www.sakura.vision/

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◇代表:   鈴木 勝美6期
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