大人のハイキング 「高尾山ハイキング」

 「第9回 もののけ会」は、5月15日に初夏の青空のもと、新緑の高尾山ハイキングを行いました。企画は山ガールの平松さん。参加者は8名でした。

 「大人のハイキング」とうたっていることもあり、高尾山山頂まではケーブルカーを使わずに登ろうということで、比較的しんどいとされる「稲荷山コース」に挑戦しました。

 杉林と日の光を受けて緑が美しい広葉樹の木々の間の整備されている山道を、「気持ちがいいね。絶好の日和だね。」などと会話し、またすれ違う人達とも挨拶を交わす余裕もある順調な前半でした。途中からは、整備された山道ながら前々日の雨の名残で足元の悪い所もあったりしてばらけることもあり、所々でスピード調整しながらの山歩きとなりました。展望台あたりまで来ると、会話も少なめになり、最後の登りは、長く続く丸太の階段で一気に登るには、きつ過ぎる上りでした。

 頂上は、先着の小学生の遠足グループに占領され、場所の確保もままならず、頂上から少し下った日陰のある場所で昼食となりました。心地よい歩きの後の空腹を各自持参の弁当で満たし後半に備えました。

 下山は、薬王院経由ケーブルカー利用という事で、奥の院、本殿と普通とは逆の順番でお参りしながらケーブルの高尾山駅を目指しました。薬王院は真言宗のお寺ということですが神社を思わせる建物で、昔から信仰をあつめ賑わいが現在に至っているのが感じられました。それに本殿と奥の院の間は急な石段で繋がり、天狗の像などもあり高尾山が修験道の霊場であることをも思い出させてくれる場所でした。

 ケーブルの駅も人で溢れていましたが比較的スムーズに下山することが出来ました。

歩行距離約5.2キロ、4時間30分で山歩きの雰囲気を味わい、森林浴で清々しい気持ちになれた高尾山ハイキングでした。

 ハイキングの締めは、汗を流して、ビールでのどを潤そうということで、高尾山温泉に立ち寄り解散となりました。

 またまた野田ゼミに集った仲間たちとの楽しい時間を共有できた1日でした。

(記 9期 竹田)

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九期生・編集チーム