4月とは思えない日差しの土曜の昼下がり、日本酒を愛する9期生の善男善女は、根ぎし「笹乃雪」に集まりました。創業三百二十年、おとうふ料理で有名な老舗です。このお店では豆腐のことを「豆富」と書きます。腐るという字は料理店にふさわしくないというこだわりのようです。

 白和え、あんかけ豆富,胡麻豆富、とうふづくしで、日本酒もすすみ、〆は、うずみ豆富という変わったお茶漬けをいただきました。ほろ酔い気分ですがやはりお酒の次は落語ということで。
日暮里方面に歩いて角を曲がると「ねぎし三平堂」です。RSSC生は3月にもお邪魔していますがシニアに人気なのですね。3階に上がるとこぢんまりとしていますが立派な檜舞台の高座。座席にはかわいい座布団が並んでいます。
 愛嬌たっぷりの林家つる子ちゃんの「蜘蛛駕籠」、続いて何度も目が合った林家しん平師匠、とりは三遊亭金馬の弟子の桂南喬師匠と豪華なラインナップで、ずーっと笑いっぱなしでした。これで木戸銭千円なんて、ほんと、どーもすみません。


 夜風が気持ちよい帰り道、鶯谷の駅前の赤ちょうちんに再び吸いよせられ楽しい一日が終わりました。

 9期生 辻

 

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九期生・編集チーム