『秩父市民と豊島区民が地方居住を考えるワークショップ』 第2回秩父市現地視察 ~「秩父を知る」~ に参加して
2016年7月30日 8期 岩熊 徹
梅雨明け直後の好天の中、我々研究会メンバー22名をはじめ、豊島区民、豊島区職員総勢46名にて秩父市現地視察へと赴いた。今回より野田名誉教授にご参加いただいている。豊島区職員の方々が添乗役、秩父市職員の方々が案内役の形で、バス2台に分乗し、市内とその周辺を視察した。30度を超す日照りの中、早朝からお世話をいただいた両市区職員の皆様に、まずは御礼を申し上げたい。
NHKさいたま放送局の取材
今回の視察テーマは、参加者に秩父の魅力を知ってもらい、第3回、第4回(8月20日、27日)ワークショップの基礎知識を養うというものである。当日は、NHKさいたま放送局の取材も入り(翌日朝に放映)、このプロジェクトに対するマスコミの関心の高さが窺われた。
観光スポット周遊
今回の視察内容は、主に観光スポット周遊という意味合いが強かった。この日だけで秩父の魅力すべてを知ることは不可能である。また、視察の締めとして市役所「伝承館」において、参加者と秩父市の間で質疑応答の時間が設けられたが、60分足らずであり、秩父市の課題や今後の展望を感得するまでには至らなかった。この点においては、2月に一度秩父市を訪れている視察メンバーにとっては、少々物足りなさを禁じ得ない印象であった。
稀有な2地域の行政タイアップ共生プロジェクト
ともあれ、このような2地域の行政がタイアップして共生を考えるというケースは、全国でもまだまだ希少であり、研究会にとっても、このようなプロジェクトに参画できることは稀有なチャンスである。
次回以降のグループワークにおいては、 RSSCプラチナ創造研の単独テーブルを設けてもらい、その後「提言書」を策定・提出する予定となっている。今回の視察全般から感じたものを、今後の検討の糧として活用できればと思っている次第である。
※当日視察場所、時間等の詳細は添付別紙を参照
地方移住を考えるワークショップ 秩父市現地ツアー工程表 (7月30日)
(了)
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