2024年6月22日、食と健康を考える料理同好会『Cook well(ククエル)』企画、“松山先生の栄養学に関するミニレクチャーと、皮から作る手作り餃子にチャレンジ” の模様を紹介させていただきます。梅雨の合間の晴れ渡る空の下、12期~16期のメンバーとサポートスタッフ合わせて総勢24名で、東京・池袋にある豊島区区民センターにて、Cook well(ククエル)『第11回 皮から手作り餃子を作る会』を開催いたしました。
最初は、RSSC教授・松山伸一先生より『高齢化社会に忍び寄るリステリア食中毒』というテーマでレクチャーが行われました。“リステリア菌”というあまり耳馴染みのない菌が、実は高齢者の食生活において、大変脅威的な菌であることを知りました。
・加熱せずに食べる食品全般に発生する(スモークサーモン、ナチュラルチーズ 等)
・冷蔵庫内の低温でも増殖する(リステリア菌にとって冷蔵庫は快適な繁殖場所)
・高齢者の場合、診断から1ヵ月以内の致死率30%以上(2022 スウェーデン)
今回のレクチャーは、私たちが普段何気なく口にしている食品の中に潜む脅威を、あらためて知る良い機会となりました。
【熱き餃子伝道師・須郷さんとククエル専属栄養士・宮本さん】 ↓
続いて、皮から作る手作り餃子については、『熱き餃子愛の伝道師・須郷勉氏』によるレクチャー(テーマ:餃子づくりでみんなを笑顔にする!)があり、その後4チームに分かれて、“焼き餃子”と“水餃子”の2種類を作りました。各チームそれぞれ初めて体験する人が多く、試行錯誤の中においても、和気あいあいと協力しながら、それぞれ笑顔を絶やさずに餃子作りに没頭できました。このようにみんなでコミュニケーションをとりながら、料理を楽しむこともCook well(ククエル)の大きな活動の目的となっております。
さらに、Cook well(ククエル)の専属栄養士の宮本さんからは、本日の餃子に関する栄養学の観点からのレクチャーもあり、大変学びの多い1日でした。
最後は、各チームで作った手作り餃子と、運営スタッフの皆さんの手料理にて、乾杯の合図とともに、盛大な試食会が始まりました。それぞれの料理を前に、好きなドリンクを飲みながらの歓談する参加者の姿はまさに、今回のテーマである『皮から作る手作り餃子の会』の充実した時間を物語っているようでした。
今回の運営において、様々な準備をされた運営スタッフの皆様、このような貴重な体験に参加できたこと、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
今後も、Cook well(ククエル)のテーマである『食に興味のある人のコミュニティ』を通じて、様々な活動を計画して参ります。
15期 松山ゼミ 中川與和
Cook well(ククエル)運営・企画担当
15期 松山ゼミ 原尾麻里子
15期 大野ゼミ 宮本ひろみ
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