ノスタルジーは未来への栄養 

佐藤 壮広

松本楼 RSSC総会後の懇親会にて

 来年には20期を迎える立教セカンドステージ大学。修了生、そして在学生の皆さんにとり、RSSCで過ごした時間は、懐かしさの詰まった人生の宝ものでしょう。

 この懐かしさは、欧文ではnostalgia(ノスタルジア)と表現されますが、これは故郷を思う切なさのことで、ときに痛みも伴う感情を含むものです。一般的に、過ぎ去ったときを懐かしく思うことを指す言葉として使われます。この「過去の感傷にひたる」、「古いものを懐かしく思う郷愁」は、過去回帰的なノスタルジアです。いっぽう、自分たちが過ごしてきた時間と場所とは異なる、「どこか別の時空への憧れと期待」も、ノスタルジアの働きだという指摘もあります。文芸・文化評論家のスヴェトラーナ・ボイムは、修復的ノスタルジアと反省的ノスタルジアという二つに分け、回顧するだけではなく前向きなものとしてノスタルジアという感情を評価しています。

 ホーム・カミング・デーでは、どうぞたっぷりとRSSCで学んだ日々を懐かしみ、クラス・メイトと旧交を温めてください。それが未来への栄養になります。私も皆さんとお会いするのを楽しみにしています。

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編集チーム 十八期生