2023年ホームカミングデー(HCD)を終えて~ご報告とお礼
酷暑の夏も漸く過ぎ去り秋の空気に包まれ出した10月15日(日)、恒例の立教大学校友会主催ホームカミングデーの日を迎えました。昨年は3年振りのリアル開催ではあったものの新型コロナ禍がまだ予断を許さず落ち着かない状況でしたが、今年は制限もなくHCD本来の姿での開催となりました。
今年のRSSC同窓会HCDは「RSSCの絆をつなぐ架け橋へ~嬉しい再会と新たな出会い~」を合言葉に掲げ、『学び』『絆』『再会』を表現すべく同窓会役員・委員全員で様々なアイデアを出し合いながら準備を進めてまいりました。 『学び』では本年3月に本科を修了した15期生3名の方々による「修了論文発表会」を行いました。10号館X106教室に詰めかけた満員の聴衆は、それぞれが一年間かけて取り組んだ修論発表を熱心に聞き入り、RSSCでの成果が充分に発揮されました。続いてRSSC同好会・研究会の活動を紹介するパフォーマンスも行われ、紹介ブースの設置と併せて、各団体が活動の成果を披露し、『絆』『再会』そして『新たな出会い』を演出しました。 午後は立教大学特別専任教授の上田信先生による「戦国日本を見た中国人―ゆかりの地を訪ねて―」と題した特別講演が開かれました。先生は随所に『テーマをもった旅の楽しさ、大切さ』を盛り込みながら時折ユーモアを交えて語られ、会場のマキムホール201教室の聴衆を魅了しました。質疑応答では多くの質問が寄せられ講演内容の関心の高さが窺え、また先生のゼミを受けられた1期生が挙手されるなど同窓会の意義が存分に発揮でき大変盛況のうちに終了しました。なお、今年も会場に来られない会員に向け講演の同時配信を実施いたしました。 また同窓会HCD特設HPにはRSSC歴代の先生方、ゆかりの方々からのメッセージや会員からのRSSCへの想いが寄せられ、1期生から15期生にいたるまでの多くの会員がそれぞれRSSCに想いを馳せることができたかと思います。 当日は朝から生憎の雨となりましたが、キャンパスには多くの修了生、現役生、一般の方々にお越しいただき会場内、キャンパス全体が終日活気に満ちたHCDとなりました。
最後にHCDの準備、開催にあたりご協力いただきましたRSSCの先生方、立教大学校友会事務局、RSSC事務室、そして多くの同窓会会員の皆さま、応援ありがとうございました。すべての関係者の皆さまにこの場を借りて心よりお礼申し上げますとともに、今後とも同窓会活動へご理解、ご協力くださいますようお願いいたします。
2023年10月吉日 立教セカンドステージ大学同窓会会長 鎌倉利博