鶏(干支)

 毎年正月2日は家族揃って一張羅の服を着て、杵つき鏡餅を背負い祖父母の家に行く。叔父叔母従妹が30~40名くらい集まりお雑煮食べ酒を飲むという賑やかな宴会が続く。父は千鳥足で帰宅というのが子供の頃の昭和のお正月だった。今年の三が日は穏やかな天気に恵まれた。大晦日は年越し蕎麦に紅白歌合戦、元旦はお雑煮を食べお屠蘇代わりのとっておきの日本酒・菩提寺挨拶・初詣・箱根駅伝観戦など例年通りのお正月だった。

 人生6度目の酉年を迎え、普段は意識することがない干支を年末年始は意識する。干支というと子供の頃、普段寡黙でしめ縄などを手作りする職人肌の父が、正月のお酒で饒舌になり干支の話をする。元旦に神様が動物に競走させた。一番で到着した牛の背中に乗ったネズミが飛び降りて一着になり順番が決まったという話である。それで「子・牛・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」になったという話を半信半疑で聞いたものである。

大鳥神社(目黒)

 鶏(酉)は神鶏で夜明けを告げる「明るい年回りへの準備の年」といわれ縁起がいいといわれる。初詣は近年は明治神宮や浅草寺に行くことが多かったが、今年は酉年の初詣スポットのひとつ目黒の「大鳥神社」に行った。酉は 酒を入れる器である酒樽のことで酒の元の字が「酉」であるというが、酒にお世話になる機会が多いので、今年も「酒」で楽しい時間を過ごせればと思う。

どんど焼き

 また我々の地域では正月の松飾りやしめ縄・書初めなどを持ち寄り神社の境内に小屋(どんどや)を組み燃やすという「どんど焼き」の行事がある。今年も今季最強寒波といわれる今日(14日)行われた。どんど焼きは小正月(こしょうがつ=1月15日)前後に最北端は秋田県、最南端は鹿児島県で行われている行事で、だんごを焼いて食べ無病息災・五穀豊穣を祈るものである。

 お正月に100歳超えの現役医師・日野原重明氏と現役美術家・篠田桃紅氏の対談番組を見る機会があった。その中で日野原先生が「生きる秘訣は毎年新しいことを始めること」「人間希望が生きる源」と話されていた。その日野原先生は100歳でfacebookを始めたそうだ。改めて「生きるコツ」が何か学んだ気がした。
今年もどんど焼きのだんごで無病息災を祈ることができた。次はささやかでも新たな目標と新たな出会いのために行動し、生きる実感を得られる日々にしていこうと心新たにした年初だった。(7期生 榎本)

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