秋の陽射しを浴びながら、国道16号線を横須賀方面に向かい元気にスタート。われらRSSC二期生の精鋭は、正午過ぎ「金沢八景駅」を南下、進路を京急線沿いにとり、「追浜」→「京急田浦」→「按針塚」→「逸見(へみ)」→「汐入」→「横須賀中央」→「県立大学」→浦賀方面(京急本線)と三崎口方面(京急久里浜線)の分岐点駅「堀之内」へ。今回はここで終了。8駅 13kmを4時間(含む休憩タイム)19,600歩で踏破する。

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横浜市から横須賀市にかけて、丘陵地帯が続く(湘南鷹取台、田浦梅林、権現山など)浦賀隧道、船越隧道,新田浦トンネル、新長浦トンネル)をくぐり抜け、少年期の遠足気分に暫し浸る。         横須賀の名物、“どぶ板通り”は健在。日曜日快晴のせいもあり、寛いだ多くの外人の姿を見る。「時局が収まり、嘗ての朝鮮動乱、ベトナム戦争当時の緊張感と賑わいは見る影もない!」と、過日、通りで店番している古老に聞いた。“往時の賑わい!”とは、我等局外者は知る由もない。しかし平時の今、町ゆく親子の屈託ない姿は見ていて気持ちが良い。

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横須賀では坂本龍馬の妻 龍(おりょう)が後半生を横須賀で過ごしたとのことで龍さんの銅像を見る。「県立大学駅」に向かう途中、嘗て海軍料亭として殷賑を極めた『小松』が目に留まる。歴代の海軍大将、米内光政、井上成美らが良く利用したとのこと。戦前、山本五十六連合艦隊司令長官が同所で“対米戦は長引くと不利”との、山本語録を「小松」の女将が覚えていたことをその後モノの本で知る。「小松」は普通の割烹料理屋として戦後も営業するも、今春、失火で建物の大半を消失、再開の目処立たずとのこと。

最終ゴールの「三崎口」までの8駅を、2回に分けて踏破する予定。次回は「京急久里浜駅」で、ペリー上陸記念碑を見て、当時(160年程前の日本人が驚天動地したヨスガを偲びたい)。            最終第5回は12月6日(火)に実施予定、三崎のマグロを食し宿泊して打上げを行う予定です。

(文 小泉、写真 藤田)